空猫 -そらねこ-

猫が大好き。旅行・写真・温泉が好き。

オールドレンズ HELIOS 44-2 58mm F2.0を買いました!

 

 

昨年、オールドレンズが欲しい!という欲求に負けて、ついに買ってしまいました。

 

HELIOS 44-2 58mm F2.0

ぐるぐるボケがとっても印象的なんです。

 

後半に撮影例を載せていますので、

この「ぐるぐるボケ」というキーワードを覚えておいてください。

 

 

 

 

オールドレンズとは?

 

カメラとかレンズの事をあまり知らない方は

なんのこっちゃ?だと思います。

 

 

オールドレンズ、という言葉ですが

フィルムカメラで使われていたレンズのことです。

 

ほとんどがマニュアルフォーカスなのでオートでピントは合いません。

絞りも手動です。

 

手でピント調節をするので風景とかはいいのですが、

猫とか犬とか動き回るのを撮るのは大変です。

 

 

 

古いレンズですが、マウントアダプターを使う事で一眼に装着する事ができます。

オールドレンズを買ったら、必ずマウントアダプターも買いましょう。

 

 

オールドレンズの購入方法

 

オールドレンズのほとんどが生産終了しているため、

中古で購入することになります。

 

中古のレンズを取り扱っているカメラ屋さん、

中古販売サイト・ネットオークションなどで購入できます。

Amazonでも売っているようです。

 

 

私は、メルカリで買いました。

ヤフオクとかでもたくさん売っていますが、

ネットオークションをした事がなくて・・・なんか心配なのでやめました。

 

オールドレンズを買いたいがためにメルカリに登録したと言っても過言ではありません。

 

実際に触れて確かめてみたい方は、中古品を取り扱っている

カメラ屋さんに行くといいかもしれません。

店員さんに色々聞けますし、レンズの状態を確かめるというのも重要です。

 

そう、中古品なのでキズがあったり、

レンズに埃が入っていたり、経年劣化していたりがほとんどです。

 

ネットで購入すると、出品者の情報だけが頼りになりますから。

 

 

また、中古のオールドレンズはとっても安いです。

(高いものは高いのですが)

 

 

私が購入したHELIOS 44-2 58mm F2.0も、7000円ほどでした。

 

 

 

オールドレンズの特徴

 

今のレンズでは撮れない質感や雰囲気を出す事ができる。

 

この一言に尽きます。

 

 

オールドレンズはデジタルカメラのレンズに比べ、彩度・コントラストが弱く柔らかで幻想的な描写になります。

フレアやゴーストが写り込みやすかったり強い周辺減光があったり、一見マイナスと思われる描写もレトロで味がある仕上がりになり、魅力のひとつと言えるでしょう。

 

今からはじめるオールドレンズ!基本とおすすめのレンズ | カメラのキタムラ ネット中古店 

 

 

この通り。

当然、高解像度で綺麗に写るのは現在売っている新品レンズです。

ですが、オールドレンズにはそれにはない魅力があります。

 

 

例えばフィルムカメラで撮影した古い写真を見たとき、どう感じますか?

 

古い写真だな、色褪せているな、時代を感じるな、などなど人それぞれあるでしょう。

 

私は、「懐かしいな」と感じます。

色鮮やかな現代の写真に比べ、ノスタルジックでなんだかとても素敵だなと。

 

(ある種の原点回帰?なのでしょうか・・・) 

 

 

 

 

フレアについて

 

太陽光などの強い光源方向にレンズを向けた時に、レンズ面や鏡胴で有害光が反射して発生する光のカブリ現象です。画像の一部や全体が白っぽくなり、シャープネスを奪います。

レンズの特性:フレア、ゴースト、収差 | Panasonic

 

 

 

ゴーストについて

 

レンズ面で複雑に反射を繰り返した光がはっきりと画像として写ったものをゴーストと呼びます。絞りの前後の反射で起こったゴーストは絞りの形状で発生することがあります。

レンズの特性:フレア、ゴースト、収差 | Panasonic

 

 

 

現在の話になりますが、最新のデジタルカメラでは

フレアやゴーストを極力発生させないように工夫されています。

オールドレンズ ならではの特性ですね。

 

なんだか説明が長くなってしまいました。

 

そろそろ HELIOS 44-2 58mm F2.0の作例に行ってみましょう。

 

 

 

 

 HELIOS 44-2 58mm F2.0で撮影した写真

 

 

冒頭で、ぐるぐるボケというキーワードを言いました。

 

それが、こちら。

 

この写真が一番ぐるぐるボケを表現できました。

 

 

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玉ボケが、放射状になっていますよね。 これがぐるぐるボケです。

 

 

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こちらは、フレアが入った写真。

 

 

写真全体が白っぽくなり 柔らかい印象の写真になります。

先程のぐるぐるボケの写真と比べると だいぶ印象が変わりますよね。

 

 

 

 

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こちらはゴーストが入っています。 幽霊じゃありませんよ。

わかりにくいのですが、リング状の光がゴーストです。

 

 

 

 

フレアもゴーストも、逆光で撮るとこういった写真が撮れます。

 

 

逆光=太陽の方を向いて撮る のですが

そのままレンズを覗くと目が危険なので

私はいつもライブビューモードで撮ります。

 

 

 

 

それでは他の作例を。

 

 

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フレアが入ってふんわりした雰囲気になってますね〜。

 

 

 

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古いレンズだけど、綺麗に撮れるし

玉ボケも素晴らしいです。

 

 

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紫陽花とか、風鈴とか

季節外れの写真ばかりですいません。

 

 

撮りためた写真がまだまだあるのですが、今回はこのくらいで。

 

そういえば最近はカメラで写真撮ってないなあ・・・(;;)